ヒューゴー賞投票した
投票したのはノヴェレット部門、ショート・ストーリー部門、それと長編映像部門の3つ。たった3つだけども、ヒューゴーなんてこの先投票する機会無いでしょうから、SF者としては非常に嬉しいですね。
SFM7月号や、Nippon2007公式サイトにも掲載されていますが、ヒューゴー賞というのは候補作から1作を選出するのでなく、順位をつける方式です。
以下投票内容。
【ノヴェレット部門】
- ジェフ・ライマン「ポル・ポトの美しい娘(ファンタジイ)」
- イアン・マクドナルド「ジンの花嫁」
- パオロ・バチガルピ「イエローカードマン」
- マイクル・F・フリン「夜明け、夕焼け、大地の色」
- マイク・レズニック「きみのすべてを」
【ショート・ストーリー部門】
- ニール・ゲイマン「パーティで女の子に話しかけるには」
- ティム・プラット「見果てぬ夢」
- ベンジャミン・ローゼンバウム「あなたの空の彼方の家」
- ロバート・リード「八つのエピソード」
- ブルース・マカリスター「同類」
しかし、両方とも1位がファンタジーって・・・・・・。ま、さすがヒューゴー賞候補だけあって、だいたい水準点の面白さ。
【長編映像部門】
棄権.Pan's Labyrinth
日本未公開(今秋公開予定)の『Pan's Labyrinth』は当然未見ですので棄権。
1位と2位を最後まで迷った末、この投票結果になりました。「あのオチはちょっと・・・」とか言いつつ、DVD買ってるし。なんだかんだ言っても、あの長回しに続く長回しって展開は凄いとしか言いようが無い。映画研究部に籍を置く身として、長回しの辛さってのは分かる。
キュアロン監督は異世界を描くのが本当に上手いなあ。あんな近未来絶対イヤだ。