ニール・ゲイマンサイン会@角川書店(9/21)

ゲイマン原作の映画『スターダスト』公開に伴い、急遽催された。出版社で行うサイン会なんて聞いた事無いよ!
到着は開始予定時刻15分前。ロビーで待っている間まわりを見渡すと、客層は日本人よりも外国人が多い。まあ、本人のブログ(もちろん英語)では一週間前から告知していたけど、日本人向けの告知が出たの二日前くらいだからね。私も教えてもらうまで知りませんでしたし。
開場後も、増えてくる客は女性か外国人。最終的に80人くらいいましたが、7割近くが女性でした。何故?作者がイケメンで、金原先生が訳してるから? サンドマンとか読んだ事無いのかしら。
ゲイマンは遅刻らしく、10分おき位に「いまコマ劇の横を通過しました」「道路が混んでる模様で、もう少々お待ち下さい」などと放送がかかる。その間ひとり寂しく、角川が用意してくれた飲み物やオードブル(!)をつまんでいると、知人の方がやってきたので泣きじゃくって抱きつく。嘘。


しかし驚いたのは、現役女子高生(制服で来ていた)がいたことですよ!しかも持参してきたのコレ↓

Anansi Boys

Anansi Boys

『アナンシの血脈』洋書ですか!!なんというエリートJK!!
話しかけようかけよう、とそわそわしていましたが、結局話しかけられないヘナチョコです、私は。だって・・・・・・(以下言い訳がとうとうと)
列に並んでいる間は、ゲイマンの作品を訳されている某特殊翻訳家の方とお話させていただき、ゲイマンの“名前”に対するこだわり等、興味深い話をいくつか。そのとき、その方が着てたのがこのアロハ
デス・プルーフ』の話もすればよかった。

サインは『グッド・オーメンズ』に。ははは、漢字で名前を書いてもらったのだ。この日ほど簡単な苗字でよかった、と思ったことは無い。下の文字はフラバラ食玩で隠させていただきます、あしからず。
むう、ワールドコンも漢字で書いてもらえばよかった。

サイン会後は朗読、質疑応答があり、「ハヤオミヤザキと会ってきたんだ!」と楽しげに喋っておられました。40以上のインタビューを37本に減らし、自らサイン会を提案したそうです。サインのイラストもひとりひとり違った様子。なんていい人だ。ニール・ゲイマン俺の嫁。実に楽しいひと時でありました。

あ、あの場におられた女子高生の方。もしこの日記を見ていたら、是非コメントorメール(プロフ参照)を下さい。私はたくさんの人に「何故話しかけない」「まだ10代なんだから高校生と話しても変じゃないでしょ」「他にどんな作家が好きかくらい訊け」などとDisられ、人知れず枕を濡らしているのです。ひとりのSF者を助けると思ってお願いします。